未だ大変な問題を抱えながらも年は明けました。せめてはすべてがより良い方向に向かっていくことを祈るばかりです。
私も節目の年となりますので、一層気を引き締めて精進してまいります。何卒ご斯道ご鞭撻賜りますよう心よりお願い申し上げます。

長い夏も終わりようやく秋が訪れ、庭の秋明菊も花開きました。さて公演のお知らせです。

「藝大定期・邦楽」１１月３０日午後５時・奏楽堂
清元「折紙」振付、出演（教官および学生）

「江戸の粋・巴里の粋」１２月３日午後３時・扶桑文化会館
シャンソン歌手菅原佐知とのコラボ。一部は日舞「俄獅子」「まかしょ」二部はコンサートで私も歌います。お近くの方は是非お出かけ下さいませ。

日本舞踊協会秋田県支部が文化会館にて５０周年の記念公演開催。当流からは珠喜さんが長唄「俄獅子」にて出演。大盛会のうちに幕となりました。打ち上げの宴にも参加させて頂き、支部の皆様と楽しいひと時を過ごさせて頂きました。

久々の秋田でした。新幹線こまちは、ようやく震災以前のダイヤに戻り、東京秋田４時間が復活です。佐竹藩久保田城のお濠には美しい蓮の花、震災復興の兆しがようやく見られるようになりましたが、更なる復興を祈らずにはいられません。

東京暮らし４０年を超えました。小さい頃からお祭りには必ず参加していたので、学生時代から１６年住んだ押上（墨田区業平）では牛島神社の祭礼、時には三社や鳥越の神輿まで担いでいました。

その後の四谷は３年と短かった為、地元に馴染む暇なく、次の深川白河は６年間おり町内のお付き合いも深く、深川神明宮のお祭りに参加しました。

赤坂に移ってからはお祭りに下町のような活気を感ぜられず、気乗りがしませんでした。この１０年以上出先の博多祇園山笠に入れ込んでいたという理由もあります。

しかしながら此頃、考えが変わり氏神様である氷川様をもっと敬わねばという思いに至りました。折しも２年に１度の大祭とあって、さすがに神輿は担ぎませんが門には提灯を掲げ、神輿を囃し大いに祭りを楽しみました。

久しぶりの雨で猛暑も去り、珈琲屋のテラスにて心地よい外気を満喫、氷川公園の名残のバラも露を含んでひときわ美しく輝いています。１９日のシャンソン・ライブも無事に終了、いよいよ本業の下半期スケジュールに突入いたします。

８月２４日五條流夏の勉強会・内幸町ホール１１時より１９時まで（入場無料）
９月２〜４日東京藝大・藝術祭（校内各所にて演奏会など）
１２月３日愛知県扶桑市扶桑文化会館にて「江戸の粋・巴里の粋」
　　　　　上演予定演目「俄獅子・まかしょ」