ひとりごと・・・リアルタイムの興奮や感動、喜んだり悲しんだりしたことをトピックを交えて書き込んで参ります。

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北海道一人旅
2011/08/13

仕事以外では初めての札幌。第一目的は「札幌銀巴里」我が菅原佐知姐がゲスト出演とあって追っかけ(?)。45年の歴史、銀巴里の名を冠する老舗シャンソニエ、学生の頃(30年前?)に訪れた記憶が蘇ります。二夜連続で素敵なステージを満喫。
今回は小樽にも足をのばし、在りし日の賑わいと運河の景色を楽しみましたが、小樽文学館にて啄木や小林多喜二、伊藤整の足跡に触れ久々に文学してしまいました。
91歳現役のバーテンダーで有名なススキノの老舗バー「ヤマザキ」でカクテルを味わうことも出来ました。生憎マスターは11時退社との事でお目にかかれず残念。いずれにしても大いにリフレッシュできた小旅行でした。写真は小樽運河、伊藤整の書斎、マルガリータ

暑さも一段落
2011/07/27

舞台も大学も一段落、家人の要望にて邦画2作。「でんでら」は草笛光子一人芝居(見事に「劇」、立派でした)の他に印象なし、浅丘ルリ子対人喰い熊の戦いも空回り、妙な淋しさが残りました。
「小川の辺」苦手な武家モノでしたが、東山のストイックなキャラが見事にはまり、徹頭徹尾美しい映画でした(菊池凛子には?でしたが)。我が五條流一門である東山夫人にとっても鼻高々の成果でしょう。
大学の仕事の合間に西洋美術館に赴き、「古代ギリシャ展」身体美がテーマで直立からオフバランスという舞踊的曲線への変遷が強調されていました。なにより人間の体の美しさに重きがおかれており、改めて人体賛歌に共感。庭のロダン、ブールデルにも再会の喜びを感じました。

10年目の山笠
2011/07/19

博多に出向くようになって早15年余り、博多祇園山笠の参加も10年となりました。この4年、襲名や協会公演の為、思うようになりませんでしたが、今年は久々に全日程参加を果たしました。これもひとえに土居流中土居町の皆さんのお陰と厚く御礼申し上げます。
写真は八番、動く飾り山です。

上半期終了
2011/07/06

7月3日の国立劇場にて上半期の舞台を無事に終了する事が出来ました。また雑誌「日本舞踊」の半年に渡る連載記事も終了です。いろんな意味で大変な4ヶ月でした。ただ、一つ言える事はこの状況の中で、舞台という仕事場を与えて頂けたという幸せです。深く感謝しております。
写真は5月7日「ヴァチカンの聖杯」綾小路冴子、28日「春信幻想曲」若衆、7月3日「楊貴妃」玄宗皇帝。楽屋でのショットです。

長い空白
2011/06/04

3月11日以来、言葉というものの虚しさを痛感する日々が続きました。そして間もなく3カ月になろうとしています。
自分の仕事である芸能がこのような状況の中で一体どんな意味を持つのかとも悩みました。しかし歩みを止める事の出来ない自分も自覚させられました。
5月には地方の講習会や、二つの大きな舞台が重なり、稽古に追われるうちに自分がしなければならない事も明らかになってきたような気がいたしました。迷うことなく自分のできる限りを尽くさねばならないという思いに今は至っております。

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