太陽に焦がれ、月に惹かれる。全く相反するようですが、このところ特に月を眺めるようになりました。もともと家人は月を見ては拝むタイプで街角でも突然静止して手を合わせます。

仲秋の名月、そして十六夜と美しい月を眺める事ができました。月光を浴び手を合わせると本当に心洗われる思いです。

4日はル・テアトル銀座にて美輪明宏大明神様の音楽会「愛」千秋楽を拝聴。思えば、銀巴里、ジャンジャンと聴き続けて40年近い日々、感慨深いものがあります。相変わらずの大迫力の説法会でした。

今日はふらりと寄った銀座山野楽器でアズナブールの珍しいＣＤを購入。まさに奇跡のデュエット・アルバム。どの曲も素晴らしく感動の連続。

で、それに続く話題としては誠におこがましいのですが、来る10月11日午後1時より赤坂区民ホールにてクラス・ド・フランセによるチャリティ・コンサート開催。60年代ポップス「アリーヌ」を歌います。お暇なら是非。

思いついたタイトルですが、南こうせつの「こんな静かな夜」ってのを思い出して我が年代を再認識しました。

本日、めでたく(？)何度目かの誕生日を迎えました。で、まず家人と封切り初日の映画観賞。仏人による人情味豊かで、皮肉な展開の映画でした。ハリウッド映画、バズ・ラーマンの「ムーラン・ルージュ」とは対極の感。父子ものに弱い私の涙腺は緩みっぱなしでした。

で、久しぶりに箱崎のロイヤルパーク、パラッツォ。高層階にて、はからずも満月を仰いでの食事に家人の興奮もひとしお。パリのエスプりに浸されて美食感もいや増して大感動。

食後はラウンジ・オルフェウスにて後藤君特製の誕生祝いのカクテル。その名もセレブレーション！、歌い手によるハッピーバースデイも含めて大いに照れた夜となりました。ここまで生かせて頂き、感謝の一言。頑張ります。

９月１日（火）午後１２時半より・内幸町ホール（新橋駅より徒歩５分）

上記のとおり、家元直門による夏の勉強会を開催いたします。入場無料、終演は午後４時４５分頃です。ご来場をお待ちしております。なお、反省会及び打上げは赤坂ビルボケ（ルージュ）にて午後６時より。（会費制）

夕立ちや雷雨により、ようやく涼しさを味わえるようになりました。門下一同差し迫った会に向けて、稽古に励んでおります。お時間がございましたら是非お出かけ下さいませ。

おまけで貰った種ですが、小ぶりな朝顔が稽古場のベランダで、涼やかな花を咲かせてくれています。

7th Aug.赤坂プリンス・クリスタルルーム
１７歳「薔薇の葬列」でセンセーショナルなデヴューを果たしたピーター＆池畑慎之介４０周年記念パーティ。幻（？）のミュージカル「写楽」以来、ささやかなる親交を温めて参りましたが、その多彩なる才能にはただただ脱帽。

藝○座第２回公演・日本橋劇場
藝大卒業生によるユニット公演「猩猩」「白蛇伝」。若く物怖じしない新たな世代の発信源として奮闘。見終わって爽やかな気持ちに包まれる。当流からも絢之助、絢巳らが健闘。

劇団若獅子納涼公演・三越劇場
春先に座長笠原さんより相談を受け「豊志賀の死」を提案。英太郎丈の客演により充実。珍しく殺陣のない演目として新しいレパートリになれば幸い。

やや落ち着きを取り戻し、伊豆稲取にて家人と休暇。新鮮な魚、あわびに舌鼓。海と空につながる露天風呂に大満足。

梅雨空の中、はや八月となりました。企画制作を担当した協会新作公演「恋するフリ」も５日間の公演を無事に打ち上げることが出来ました。有難うございました。

時を同じくした博多祇園山笠にもわずかながら参加することが出来、「おっしょい、おいさ」の掛け声の波に乗ってまいりました。

更には、我が家のリノベーションがこの時期に重なり、７月は一瞬のうちに過ぎ去ってしまいました。七夕も、巴里祭も、川開きも蚊帳の外に置かれた思いです。

八年目にして２日しか参加できなかった思いをこめて、せめては山笠のオンパレード。土居流舁き山、そしてキャナル、川端商店街の飾り山です。