ひとりごと・・・リアルタイムの興奮や感動、喜んだり悲しんだりしたことをトピックを交えて書き込んで参ります。

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見聞録もろもろ
2008/06/04

○29日「花柳流宗家家元四世壽輔師襲名披露公演」昼の部・歌舞伎座 3日間5公演、盛大豪華なる披露公演。当流の親元筋花柳流の益々の発展を祈念。恩師中村雀右衛門丈体調不良の休演が残念至極。
○30日「黒蜥蜴」ル・テアトル銀座、母親の熱望にて何度目かの再見。三島美学に彩られた修辞の洪水、敢えて演ずる三輪大明神の勇気とパワーに敬服の念。愛人青年役、バレエ同門(?)の木村君の熱演見事でした。
○31日文科省事業「舞と踊」シンポジウム・日大芸術学部 野村萬、花柳壽輔両師の出演にて、実りある4時間を過ごさせて頂きました。
○6月3日「喜劇 俺たちに品格はない」本多劇場 子供の頃よりの憧憬、コメディアン伊東四朗座長公演。三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、戸田恵子などの共演にて期待を大いに超え大人の笑い満喫いたしました。
○6月5,6日創作舞踊劇場・ルテアトル銀座「欲望という名の電車」ほか。思い切った企画で大きな成果。
○7日劇団若獅子「鍵屋の辻」三大仇打の一つ、荒木又右衛門版。大詰めの殺陣はさすが。
○7日「ちゅら海の雅」みなとみらいシアターシップ、宮城能鳳氏による琉球宮廷舞踊。潮風に吹かれ、しばし優雅のたゆたいに身をまかせました。
○8日時田ヨシオシャンソンコンサート・四谷蟻んこ、老いを明るく笑い飛ばす余裕に心の豊かさが垣間見られました。

お別れ
2008/05/27

思えばこの一年、今までにない多くのお別れを経験しました。23日は花柳流三世お家元の一周忌法要の会で、故人の存在の大きさに改めて思いを馳せました。五條流家元の継承が決まった頃「襲名披露はいつ?お祝いしなきゃね」と笑顔で声をかけて下さったのが昨日の事の様に思い出されます。
見聞録
○16日「最高の人生の見つけ方」・新宿ヴァルト9 ジャックニコルソンとモーガンフリーマン、この配役だから成立、少々荒唐無稽ながら人生の終わり方、いわば今の生き方を考えさせられる。初めてヴァルトを体験、いい劇場です。
○17日「文楽公演・国立小劇場」友人の始太夫が「鎌倉三代記・入墨の段」で口を勤める。立派になられたと実感。しかしながら、先輩方の熟練した語りを聞くに連れ、浄瑠璃の奥深さを痛感。
○18日東海道四谷怪談・新橋演舞場 京妙さんのお梅、京蔵さんがその母、京紫さんが序幕の茶屋女と、それぞれに大活躍。特に京蔵さんの好演で隠亡堀の述懐場面が心に残りました。
○28日稲田マキ、リサイタル・オペラシティ 十数年前交通事故で重傷を負うも、不屈の精神にてカムバック!CDも好評、心の深層よりの歌声にて家人と共に大感動。 
写真一枚目は庭の奥にひっそり咲く花、どなたかご存知あれば名前を教えて下さいませ。間もなく移転が決まったお気に入りの店「ル・ビルボケ」残念です。そして朝陽を浴びて威容を放つ櫛田神社の銀杏、山笠間近!

ひと段落
2008/05/15

12日 流儀一門による襲名披露宴は108名が出席、盛大かつ和やかに無事終了。皆様のお力添えを心より感謝いたします。有難うございました。

9日 赤坂踊りはACTシアターにて2回公演。構成に物足りなさを感じましたが、まずは赤坂の花柳界が栄えますこと祈念します。
10日 ピーさんの「越路吹雪物語」日生劇場。再見ながらコーちゃんの降臨に大興奮。岩谷時子を演じる高畑淳子さんの抑えた芝居も最高。
11日 横浜能楽堂、山本東次郎師親子による「地蔵舞」「磁石」など。師のトークショーも愉快でした。
13日 ブレッド&バターのドラマライヴ、博品館。久々に井上純一さんの舞台。音楽がジャンル違いなので正直、戸惑いましたが、青春の甘酸っぱさと老春のほろ苦さを味わいました。

披露宴記念写真の一部、ピーさんのコーちゃん、窓辺の蘭

墓参
2008/05/09

12日に襲名祝賀会を控え、家人、母を伴い二世ご宗家のもとに御報告。新緑の善光寺雲上殿納骨堂、善光寺平を一望のもとに見下ろす絶景、心洗われる時を過ごしました。昨日は浅草圓照寺にて初代珠實師に流儀の行く末のご加護をお祈りしました。
隙間を縫って、見逃していた「魔法にかけられて」を鑑賞。お伽噺大好きですが、結末は意外、王子様がかわいそうかも。家人の熱望にて「相棒」も鑑賞。映画になると右京さんの演技が少し過剰にみえるものの、冒頭に我が家の横丁の階段も登場し、身びいきもあって共鳴多々。
信州の牡丹、夏祭りの魁は新橋烏森の神輿、そして本日「赤坂踊り」は新装ACTシアターにて。

一足早めの初夏だより
2008/04/27

おかげ様にて19日、国立大劇場での中央ブロック公演「義太夫・龍虎」にて東京の初舞台、無事に勤めることができました。ご来場の皆様には厚く御礼申し上げます。
その後、赤坂の稽古をこなし、さて博多というあたりから体調不良に見舞われ、稽古以外はホテルでひたすら休むという3日間。今までなら難なくこなしてきたスケジュールが厳しい年齢?に達したということでしょうか。(涙)
節制の甲斐あって無事帰京、本日は家元継承後初の名取式を日枝神社にてめでたく執り行うことができました。健康一番を痛感しました。
写真は櫛田神社の夫婦銀杏(ぎなん)、境内に泳ぐ鯉のぼり、そして赤坂日枝神社の藤の花。

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